特別なときに使いたい。釧路のjouet[ジュエ]という手作りジャムがおしゃれすぎる

気になる特別なジャム
最近話題のjouet[ジュエ]というジャムをご存知でしょうか?
これです。
ジャムに一目惚れなんて、今まで生きてて決して経験することなんてなかった私が、一目見た瞬間に、このステキデザインに惚れました。
なんと、そんなステキなジャムを作っているのが、二児の母でありながら、栄養士でもある小島しおりさん。
今回は、そんなおしゃれジャムを手がける小島さんに、インタビューをさせていただきました。
瓶が好きすぎて…
Q1,ジャムを作り始めたきっかけを教えてください。
とにかく瓶が好きなんです!
とにかく瓶が捨てられなくて…。夫も呆れるほど、我が家には瓶がたまっています…。
(実際の写真)これでも一部だそうです。(驚)
以前から保存の技術には魅力を感じていまして、瓶に保存食を作り家族で楽しんでいました。旬の美味しさを変わらず閉じ込めたり、さらに美味しく変化させたり…。先人の知恵と工夫は素晴らしいですよね。
そして瓶に入った食品は色とりどりで目でも楽しめます。
ずっと「食」の仕事をしてきたので、何か「食」で形にしたいという思いは常にありました。
以前にホームメイドのジャムを食べて感動した事も一つのきっかけになっていると思います。
Q2,jouetとはどう意味が込められていますか?
jouetはフランス語で「おもちゃ」という意味があります。
おもちゃ箱を開けるようなワクワクを瓶に詰めたい という思いでそう名付けました。
Q3,jouetおすすめポイントを教えてください。
ジャムは新しい食べものでも特別なものでもなく、世の中には沢山のジャムがあります。
そんな中でjouetが目指しているのはちょっぴり非日常のジャム。
ホームメイドのジャムは工場で大量生産されたジャムと比べて高いです。
美味しさはもちろんですが、手に取りたくなる特別感や、置いてあると嬉しくなるデザイン、プレゼントしたくなるジャムを目指しています。
Q4,素材選びはどのように行っていますか?
出来るだけ北海道産のものを使用しています。地産地消は食の基本です。
今年は地元の農家さんに協力して頂き、釧路産の食材で四種類のジャムを作る事が出来ました。
しかし、釧路は果物が育ちやすい地域ではありませんし、道内で手に入るものも限られています。
前回作った「Yuzu marmalade」の柚子は和歌山県産です。北海道では柚子は手に入りません。その場合は柚子を作るのにとってもいい環境と立派な作り手さんがいる和歌山県にお任せして力をお借りています。
釧路は決してジャム作りに恵まれている環境とは言えませんが、色々なご縁を頂いて今商品を作る事が出来ています。釧路だったから私のジャム作りは実現した!と思っているので、この場所で作る意味があると思っています。
Q5,ジャムを作っているときはどのようなことを考えていますか?
もちろん手にしてくれるお客様の事を考え、美味しくなーれーと思いを込めて作っています。
しかし、実際振り返ってみると、実験をしているような気持ちで作っているかもしれません…。(笑)
果物を煮るという単純作業ですが、ずっと鍋の中を見ていると色々な変化があります。
果物の色が抜け、また色が戻っていったり、香りがわーっと出てきたり、艶がでる瞬間であったり…
その変化を見逃さずに仕上げることが一番美味しく作るポイントだと思います。
Q6,新商品がたくさんありますが、新しいテイストはどう考えますか?
まずは旬からメインになる食材を決めます。
基本自分が好きなものです!
そこからどんなジャムにするかはとにかく妄想ですかね…。
その食材を食べた時の経験をフル活動させ、この果物は甘みが強いから酸味を合わせよう…とか、単調な味になるから、スパイスや香りをつけよう、などといった感じで組み立てていきます。
後はひたすら試作し仕上げていきます!
Q7,ジャムを作って嬉しかったことを教えてください。
やはりお客様に「美味しかった!」と言って貰える事です!
これ以上のものはありません!
あとは娘に「ママ、ジャム屋さんになる夢が叶ったね♡」と言われた時は泣きました…笑
Q8,おすすめの使い方がありましたら教えてください。
ジャムにはまずパン というイメージが強いですが、私はまず始めにヨーグルトに混ぜて食べます。
どんなジャムでも大抵美味しく食べられますし、そこで味を確認してから他に何が合うかなーと考えます。
パンには大きく分けて白いパンに合うジャム、全粒粉やライ麦などが入ったものやハードなパンに合うジャムに分けられます。そのあたりも少しずつ提案していけたらいいです!
あとjouetのジャムはペクチンなどを加えていないので、果物によってはサラッとしたものもあります。その辺りの加減は果物に任せているので、そういうものはソースのように使っていただくといいと思います。
酸味のあるジャムはオイルと塩コショウを合わせて、ドレッシングにも出来ますし、甘味の強いものは塩気のきいたチーズやスイーツを作る時の甘味、お肉を煮る時の甘味としても使えます。
使い方はジャムをお買い求め頂いた時に簡単なメモを一緒にお渡ししているので、そちらも参考にして頂けたら嬉しいです。
手に入れる方法は??
Q9,取り扱いがあるお店を教えて下さい。
□en.share place(釧路)[http://en-shareplace.com]
□Sno 暮らしのもの(音更町) [http://sno.shop-pro.jp]
□かくれ家(北広島) [http://r.goope.jp/kakureya]
※今季の営業は終了しており、来シーズンの営業開始は2017年4月頃になりそうです。
□cuff[カフ](愛知県)[https://cuff.stores.jp/]
※2017年1月からオンラインにて販売予定
最新の情報は、フェイスブック、インスタグラムでお知らせいたします。
フェイスブックもインスタも[ jouetfood ]で検索していただけると出てきます♪
いかがでしたでしょうか?
いつもがんばっている私たち。
大切な体だからこそ、特別な時にはとっておきのご褒美を召し上がるというのも、贅沢のひとつなのかもしれません。
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