3:カメラ?死ぬまで続けるよ。〜ファインダーからみる道東

ファインダーからみる美しさ
カメラを始めて十数年が経ち、人とは違う視点からの写真のことを考えてみたり逆光を逆手に取る技法など、さまざまな写真に自ら挑戦を続けている藤田さん。
その結果、藤田さん写真は他では感じられないくらい動物たちの表情がリラックスしていたり、逆に怖いくらいの印象がある。
藤田さんは、大体の自分のカメラスポットがあり、毎回そこへ行く。
そうすると、いつも同じフクロウや動物たちがいる。
その子たちの選別ができるのは言うまでもない。
一般の人ならそんなことは到底無理だ。
警戒心の強いフクロウでさえ、彼はかなりの近距離で撮影できるようになった。
藤田さん曰く、きっと許してくれてるからだと思うよって。
動物だけでなく、自然も撮影するようになった
恋問の朝は素晴らしく、ほぼ毎日通っていた。
手も体も冷め切って、思うように動かないときも
朝日が昇る、その素晴らしい風景を見たときは
スムーズに体が動き、寒さやかじかんだ手足のことは
まったく気にならなくなるという。
好きなことって、はたから見たらよくやるなって思われるようなことでも、本人は夢中でやってるだけなんだよね。だからなんでもいいんだけど、好きなことを見つけるってすごく大切なことだと思うよ。
特に真冬なんかは寒くて寒くて、「お互いに、寒いのによくやるな」って思ってるはずだよね。笑
カメラ?死ぬまで続けるよ。
きっと死ぬまでカメラは続くし、現役引退したらゆっくりと旅をしながらいろいろなところで撮影をしたい。まだまだ見たことのないところはたくさんあると思う。
動物や自然が教えてくれることがたくさんあるということを伝えたいし、実際に感じてほしいと願う。
だから、明日もきっとシャッターを切るんだろうね。
藤田光利さんについて
藤田 光利
昭和44年9月4日生まれ
藤田運輸興業株式会社 代表取締役
突然、目の前に飛び出してきたフクロウとの出会いがきっかけで写真の世界に魅了される。釧路市を拠点とする運送会社、藤田運輸興業株式会社の代表取締役を務め、写真家としても活動する。美しい世界をもっとたくさんの人に見てもらいたいという思いで、シャッターを切り続けている。
個展など
2016年6月19日〜6月26日
クリエイションギャラリー日本橋箱崎(CGN)
次回の個展の情報があればくしろはてなでもお知らせさせていだきます。
お礼
藤田様
この度は記事掲載に対し、多大なるご協力をいただきました。この場をかりて深くお礼を申し上げます。この度は本当にありがとうございます。影ながらくしろはてな一同、応援させていただきます。
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この記事を書いた人
by Otetu.
釧路市内でシェアスペースを運営。パン教室やさまざまなワークショップなどワクワクのイベントを多数展開する。
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